FUKUOKA Creators Award 2018 の受賞作品を解説!!
昨年に引き続き「将来のクリエイターとなる子供たちにフォーカスする」という目的のもと、全国の小・中学生を対象に開催されたプログラミングコンテスト、 FUKUOKA Creators Award。2018年度は「ゲーム」とテーマを限定し、ビジュアルプログラミングアプリSpringin’で作られたゲーム作品を、2018年7月18日(水)から8月26日(日)までの約1か月間募集しました。
そして、9月22日(土)・23日(日)に開催されたThe Creatorsの中で授賞式が開催され、応募総数82作品の中から受賞作品4作品が発表されました!当日は、吉本のゲーマー芸人の裏切りマンキーコングのお二人に実況でゲームを紹介いただき、受賞者に賞状と副賞が授与されました。
授賞式の様子はコチラ↓
そして、裏切りマンキーコングのお二人に、受賞作品を遊びながら実況で解説いただいた動画が届きました!受賞作品それぞれのすごいところ、おもしろいところを取り上げてくださっています。ぜひご覧ください!(授賞式当日の西澤さんにも注目です)
以下に続く本記事では、受賞作品の選評内容(受賞のポイント)だけでなく、こうしたらもっとよくなるよ!というSpringin’の「中の人」からのアドバイスも合わせてお伝えします!
クリエイティブ・ラボ・フクオカ会長賞
“コロコロくん”ボス初めての決戦 / 種田航さん
副賞:iPad Pro+Apple Pencil
どんな作品?
ゲーム登場するキャラクターの紹介から、しっかり作り込まれたBGMがゲームとしての完成度をあげている。プレイするゲームそのものも、キャラクターによるストーリー性も加わって面白くなっている。そして最後…クリアしたあとの展開もあり、最後まで遊ぶ人のことを考えている作品。
↑トップページに用意されたキャラクター紹介。
それぞれのキャラクターに合わせたBGMが用意されている。
↑クリアした後の画面。実はある部分をタップすると続きが楽しめる。
ぜひクリアして確認してほしい。
審査員特別賞(裏切りマンキーコング選考)
たくさんのステージ / 山下純生さん
副賞:ロボットプログラミング学習キット「KOOV」
どんな作品?
最初は謎解きゲームのような内容で展開していくが、進んで行くと全く違うゲームを楽しめるステージが待っている。しかも種類がたくさん!どんなしかけが仕込まれているんだろう、と中身を紐解いていくのも楽しい作品。
↑遊び方が異なるたくさんのステージが用意されている
審査員特別賞(中村俊介選考)
Let’s Go / 本田二稜さん
副賞:KAGURA PC
どんな作品?
下部にある矢印ボタン(コントローラー)で玉を操作しながらゴールを目指すゲーム。ゴールはこれかな?と探りながら楽しめる。さらにステージが3つあり、難易度がどんどんあがる。失敗しても、復活ステージが用意されているので、そのステージの再チャレンジの可能性が残る…がそれでもダメだったら最初からやり直し。探りながら進む感じや、ちょっと期待させられたりするところが面白いゲーム。
コメント欄に用意された遊び方の説明。親切。
ステージ2とステージ3
コメント欄で遊び方が解説されている「ふっかつステージ」
レベルファイブ特別賞
クリア率30% / 北村一颯さん
副賞:Nintendo Switch
どんな作品?
画面上部にある小さな黄緑のボール君をiPadの傾きセンサーで移動させながら渦の中央にあるゴールを目指すゲーム。シンプルに見えるけど、渦にしかけられたシンプルなギミックのせいでなかなかゴールに行けない。クリア率30%、なるほど…とやりながら思ってしまう作品。
以上受賞作品の紹介と解説でした!すでにSpringin’で遊んでいる方だけでなく、これから始めてみようかなという方にとってもヒントになれば幸いです!ぜひ、Springin’での作品づくりを楽しんでくださいね!